林 基弘(はやし もとひろ)
(1965年9月13日 東京生まれ/57歳)
現職
東京女子医科大学 脳神経外科学講座 教授・定位放射線治療部門長、中央放射線部門ガンマナイフ治療室長、先端生命医科学研究所兼務、国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構(QST)客員研究員、群馬大学腫瘍放射線科・重粒子医学研究センター非常勤講師、防衛医科大学校脳神経外科非常勤講師。医学博士。
職歴
1991年 | 群馬大学医学部卒業。同年、東京女子医科大学脳神経外科講座入局。 |
1994年 | ガンマナイフユニットへ従事 |
1999年 | フランス・マルセイユ・ティモンヌ大学臨床留学。フランス国脳神経外科専門医師資格(Diplome d’AFSA de Neurochirurgie)を取得し、1,014症例の治療経験を積む。 |
2002年 | 本学ガンマナイフ室治療責任者。エレクタ社公認アップグレードトレーナー(国内外26施設を担当)。 |
2004年 | 三愛病院さいたまガンマナイフセンター設立 |
2007年 | 本学脳神経外科講師、東京大学病院放射線治療部届出診療医 |
2011年 | 本学中央放射線部門ガンマナイフ治療室長、先端生命医科学研究所MIL部門長 |
2014年 | 群馬大学重粒子医学研究センター非常勤講師 |
2015年 | 第12回国際定位放射線治療学会学術大会長(12th International Stereotactic Radiosurgery Society Congress Chairman, Yokohama, June 7-11th 2015)を歴任 |
2018年 | 防衛医科大学校脳神経外科非常勤講師 |
2019年 | 本学脳神経外科学講座准教授 |
2020年 | 国立研究開発法人 量子科学技術研究機構(QST)客員研究員 |
2021年 | 宇都宮脳脊髄センター・シンフォニー病院定位放射線外科治療顧問 |
2022年 | 現職、現在に至る |
役職
日本脳神経外科学会 認定専門医・評議員・代議員、日本定位放射線治療学会世話人、日仏医学会理事、世界脳神経外科学会連合(WFNS)・定位放射線治療部門役員兼副会長(2010-2017)、国際定位放射線治療学会(ISRS)役員(2014-2017)。
米国「NEUROSURGERY」誌 EDIOTRIAL REVIEW BOARD(2022.9-2024.8:日本人脳神経外科医では唯一人の公職)。
学術業績
定位放射線治療に関する学術論文 総計260編(Total IF:333.667)。学術講演・発表(共同演者含まず) 総計410演題(国際学会201演題、うち101演題がinvited presentation)。個人ガンマナイフ治療症例数 12,000症例。学術研究会主催 5回。
広報・活動
テレビ(NHK World「Medical Frontiers」、テレビ朝日「名医の極み」、テレビ朝日「たけしの家庭の医学」、TBS「夢の扉」、BS-TBS「ヒポクラテスの誓い」、日本テレビ「世界一受けたい授業」、TBS「ぴったんこカンカン」、テレビ東京「主治医が見つかる診療所」ほか)、ラジオ、雑誌、新聞(読売新聞「論点」執筆ほか)など。著書「頭を切らずに治すガンマナイフ最新治療(講談社)」、「Gamma Knife Neurosurgery in the Management of Intracranial Disorders vol.1-2(Springer社)」、「Radiosurgery(Karger社)」など。