ガンマナイフとは

ガンマナイフとは、ガンマ線(放射線の一種)を用いて、脳病巣をナイフで切り取るかのようにコントロールする治療法のことです。つまり、開頭手術をせず脳内病変を治療する極めて低侵襲な脳外科治療の一つです。ガンマナイフの装置の中には、192個のコバルト(Co60)が敷き詰められており、それぞれからガンマ線が常に放出されています。192本のガンマ線は一箇所に集束するよう設計されています。


照射イメージ図照射イメージ図2

つまり、正常脳組織へはほとんど影響を与えることなく、脳内病変のみに高エネルギー照射治療が行えるようになっています。この点が、通常の放射線療法とは大きく異なります。また、一本一本のガンマ線のエネルギーは非常に弱いため、皮膚・骨・正常脳組織を通過する間にかなり減弱し、術後に皮膚炎・骨髄機能抑制を起こすことはほとんどありません。

ガンマナイフの機械的精度は極めて高く、最新のPerfecxionを用いた治療では0.05mm程度での治療が可能となっています。それに伴い、CT・MRI・脳血管撮影などの検査機器の進歩も、治療成績の向上に大きく貢献しています。治療計画は専用ソフト(GammaPlan®)を用いて行います。ですから、ガンマナイフは安全かつ正確な最先端医療といえるのです。


当センターについて

さいたまガンマナイフセンターは、埼玉県下唯一のガンマナイフ治療施設として2004年9月にオープンし、現在までに6,000件以上の治療を行ってきました。 当センターではガンマナイフ治療のみならず、脳深部刺激療法(DBS)、ガンマナイフ治療と外科手術を組み合わせた手術システムを開発し、最新の設備と技術を駆使しています。 患者様一人一人の心のケアを重視し、最善のケアが受けられるセンターを目指しています。